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西鉄、福岡市郊外でAIバス 高齢者の通院支援

西日本鉄道は1日、人工知能(AI)を使ったオンデマンドバス「のるーと」の運行を福岡市西区の壱岐南地区で始めた。のるーとは決まった運行ルートはなく、利用者が専用アプリで乗車を希望すると、AIによる効率的な運行ダイヤで指定時間に乗降地点に迎えに来る。人口減でバスの乗客数は減っているが、郊外では高齢者が通院に使うケースが多く、AIバスで地域交通の維持を狙う。

のるーとの導入は福岡市東区の人工島アイランドシティに次いで2例目。地下鉄橋本駅や近隣の病院前など25カ所に乗降地点を設け、利用者が乗りたい時間に合わせて運行する。料金は大人1人300円で、現金や交通系ICカード「ニモカ」などで利用できる。

壱岐南地区ではこれまで巡回型のミニバスを運行してきたが、運行距離が長く、時間がかかるなど利便性が低く、乗客は減少していた。のるーとは乗客が利用したいタイミングで運行するため、利便性が高まるという。

アイランドシティでは2月までに約7000人が専用アプリをダウンロードし、1日平均170人が利用している。西鉄は今後も郊外地区などで導入を進める。

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