密集避けてパンダに再会 神戸の動物園、返還間近

2020/6/1 12:33
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営業を再開した神戸市立王子動物園のジャイアントパンダの「タンタン」(1日午前)=共同

営業を再開した神戸市立王子動物園のジャイアントパンダの「タンタン」(1日午前)=共同

新型コロナウイルスの影響で休園していた神戸市立王子動物園が1日、営業を再開した。7月に契約期限を迎え、中国に返還されることが決まった雌のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」が久しぶりに来園者の前に姿を見せ、多くの人が密集を避けながら再会を楽しんだ。

タンタンはパンダ舎の中央に座り、来場者の方を向いてリラックスした様子でブドウやニンジンを食べた。親子連れが「タンタンだ」と小走りで近づき、他の来場者との距離に気を配りながら静かに見守った。

開園前のゲートに並んだのは約30人。限定発売のパンダのイラストが描かれたトートバッグを求め、入園直後に売店に急ぐ人もいた。動物園はパンダ舎前に警備員約10人を配置し、一度に近づける人数を制限した。

子どもの頃からタンタンの大ファンという神戸市の男性(26)は「返還はショックだけど中国でのびのびと過ごしてほしい」と話した。

24歳のタンタンは2000年に来日。動物園は貸与の延長を求めたが、中国側は高齢化を理由に契約更新しなかった。

動物園は4月9日から休園。当面は来園者を神戸市民など1日最大2千人に限定する。来園者にマスク着用を求め、入園時にサーモグラフィーで体温もチェックしている。〔共同〕

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