/

デル、法人向けパソコン新製品 テレワーク用モデルも

デルの山田千代子常務執行役員クライアント・ソリューションズ統括本部長
日経クロステック

デルは中小規模企業向け「Vostro(ボストロ)」シリーズなどのパソコン新製品と、テレワーク向けのパッケージを、5月29日に発表した。グローバルで9割の同社社員が在宅勤務に移行した経験を基に、日本市場においてもテレワークを支援していくという。

国内でテレワーク導入企業向けに販売してきた「"テレワーク・デイ" パッケージ」は、新製品に合わせてリニューアルした。パソコン本体にヘッドセットやマウス、サービスを組み合わせ、6月3日から販売を開始する。

法人向けパソコンの新製品は「Vostro」シリーズのノートパソコンを4機種発表した。CPUは第10世代Coreプロセッサー(開発コード:Ice Lake)を選べるようにした。ウェブカメラにはレンズを物理的にふさぐプライバシーシャッターを新たに採用。デスクトップパソコンにも第10世代Coreプロセッサーを搭載した。

「OptiPlex」シリーズのデスクトップパソコンは、オールインワン、超小型、省スペース、ミニタワーの各フォームファクターで新製品を発表した。特徴として、冷却機構や本体前面のダストフィルター、本体背面のケーブルカバーなどを挙げた。

CPU供給問題を背景に国内シェア2位に躍進

オンラインで開いた発表会には、デルの山田千代子常務執行役員クライアント・ソリューションズ統括本部長が登壇した。2019年の法人向けパソコン事業について「国内シェア2位に躍進した」と明かした。「Windows 7からの移行需要で世界的にCPU(中央演算処理装置)が不足するなか、デルはグローバルのサプライチェーンを生かした(安定的な)納品を達成できた。CPU不足を契機に新しいお客さまも獲得できた」(山田常務執行役員)という。

顧客満足度では、日経コンピュータの調査で2年連続1位になったことを挙げ、「引き続きお客さまの満足度を重視しながら、シェアを拡大していく」(同)とした。

モバイルワークステーションは20年1~3月に、国内市場でシェア46.2%を占めるなど「大きく伸びた」(同)。山田常務執行役員は「社内の据え置きワークステーションに代えて、在宅勤務用に導入された。モバイルでは無理だと思っていた仕事ができるようになったと、驚きの声を頂戴した」とした。

小中学校に1人1台のパソコン普及を目指す「GIGAスクール」への取り組みについて、山田常務執行役員は「新型コロナ前から政府が進めてきたが、最近はオンライン授業で(生徒用のパソコンの)重要度がさらに増している。デルはクロームブックとWindowsの両方を用意しており、米国市場での知見がある点が強みだ」とした。

デルによるテレワークへの取り組みでは、20年2月末までにグローバルで12万人の社員のうち、9割が在宅勤務に移行。社内では米デルテクノロジーズ傘下の米ヴイエムウェアのソフト「Workspace ONE」を活用し、さまざまな場所やデバイスから従業員が安全に業務アプリケーションにアクセスできる環境を構築しているという。

(ライター 山口健太)

[日経クロステック 2020年5月29日掲載]

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン