北九州、小学校でクラスター 12人感染 9日で97人に

2020/5/31 18:56 (2020/6/1 6:47更新)
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新型コロナウイルスの感染者が再び増えている北九州市は31日、新たに12人の感染が確認され、1人が死亡したと発表した。再び感染者が確認されるようになった23日以降では9日連続で、計97人の感染が確認された。すでに1人の感染者が出ていた守恒小学校(同市小倉南区)では新たに同じクラスの児童4人の感染を確認。市はクラスター(感染者集団)が発生したとの認識を示した。

市保健福祉局の永富秀樹局長は31日の記者会見で「小学校でのクラスター発生を重く受け止め、掘り下げて検証したい。感染者の偏見差別につながらないようにしてほしい」と語った。

新規感染者の確認を報告する北九州市保健福祉局の永富秀樹局長(右)ら(31日夜)

新規感染者の確認を報告する北九州市保健福祉局の永富秀樹局長(右)ら(31日夜)

守恒小で最初に確認された感染者は、28日に感染が確認された医療スタッフの30代女性の子ども。市は29日、守恒小を臨時休校にして閉鎖し、消毒作業を行っている。市によると、23日以降に確認された市内のクラスターは医療機関2カ所、特別養護老人ホーム1カ所と合わせて計4カ所になった。

同市では4月30日から5月22日まで3週間以上、感染者が見つからなかったが、23日に3人の陽性が判明。以降は増え続け29日には1日で最多の26人が確認された。

31日までに確認された計97人のうち感染経路が不明なのは34人。年齢は10歳未満~90代と幅広く、クラスターが発生した施設の関係者が目立つ。居住地域は分散している。

市は23日以降、新規感染者の濃厚接触者全てにPCR検査を実施。31日までに感染が判明した97人のうち52人が無症状のまま陽性と確認された。市は、濃厚接触者を早期に特定して検査することで、無症状の感染者が知らぬ間に感染を広げるのを防ぎたい考えだ。

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