G7サミット9月に延期、枠組み拡大も トランプ氏意向

2020/5/31 9:49
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トランプ米大統領はG7サミットを9月に延期する意向を表明した=AP

トランプ米大統領はG7サミットを9月に延期する意向を表明した=AP

【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は30日、6月下旬にワシントンで開催をめざしていた主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)を9月に延期する意向を明らかにした。ロシアと韓国、オーストラリア、インドの招待も計画していると表明した。大統領専用機内で記者団に語った。2020年は米国がG7の議長国を務めている。

トランプ氏はG7の枠組みについて「世界を適切に代表しているとは思えない。時代遅れの集まりだ」と述べ、枠組みの拡大が必要との認識を示した。トランプ氏はかねてウクライナのクリミア半島併合を受けて主要8カ国(G8)から追放されたロシアを復帰させるべきだと主張しており、G7の枠組みを巡る議論が再燃しそうだ。

トランプ氏周辺によると、今回の枠組み拡大には中国にどう対処するかを議論する狙いもあるという。

G7サミットは6月10~12日にワシントン近郊の大統領山荘「キャンプデービッド」で開く予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大でテレビ会議方式による開催に変更された。その後、トランプ氏が再び対面式の開催に意欲を示して6月25、26両日にホワイトハウスで開く方向で調整が進んでいた。

ただ、米国ではなお新型コロナの収束はほど遠く、6月下旬に対面式で開催するのは困難との観測も浮上。ドイツのメルケル首相はトランプ氏の招待に応じない意向だと伝えられている。

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