「世界、歴史的転換点に」日本貿易会の小林健新会長

2020/5/29 20:38
保存
共有
印刷
その他

日本貿易会は29日、新会長に三菱商事の小林健会長が就任し、東京都内で記者会見を開いた。小林会長は新型コロナウイルスの影響でビジネスのあり方や生活の仕方が変わるとして「世界は歴史的転換点を迎えている」と指摘。コロナ後の超低温経済が懸念されるなか、資源や食料などのサプライチェーン(供給網)の再構築に商社業界が主体的に関わっていくべきだと抱負を語った。

東京都内で記者会見を開いた日本貿易会の小林健新会長(右)と中村邦晴前会長(29日、東京都港区)

「未知の時代を切り拓く 日本貿易会」との新たなキャッチフレーズを打ち出した。デジタルトランスフォーメーション(DX)が社会を変えるなかで、商社業界は従来の貿易や投資に加えてデジタル技術を活用した新しいビジネスモデルを創出することが求められていると話した。

その一方、米中貿易摩擦をきっかけに世界で強まった自国優先主義が経済環境に変化をもたらしているとも指摘。新型コロナがそうした自国優先の考え方に拍車をかける可能性があるとして、国際的な自由貿易を保つために日本や商社が役割を果たさなければならないと訴えた。

前会長の中村邦晴氏(住友商事会長)は名誉会長に就いた。中村氏は2018年から2年間会長を務めた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]