ベトナムのビングループ、EV参入へ 米に輸出

2020/5/29 17:30
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【ハノイ=大西智也】ベトナム複合企業最大手のビングループは電気自動車(EV)に参入する。現地メディアが報じた。北部のハイフォン市で2021年に量産を始め、まずは米国市場に輸出する。販売目標は明らかにしていない。自動車生産を始めてから2年でEVにも事業領域を広げて事業を拡大する。

ビングループは2019年から自動車の生産を開始している(ハイフォン市)=ロイター

今年11月に開催予定のロサンゼルス自動車ショーでお披露目を目指す。21年1月から試験を始め、7月までに量産につなげる計画だという。車載電池は韓国LG化学と19年4月に設立した合弁工場から調達する。

19年6月、約4000億円を投じてベトナム初の国産ブランド車の工場を開設した。ベトナム登録局によると、子会社のビンファーストが20年1~3月に販売した自動車は5100台。ブランド別で国内5位だった。

本格的な輸出を視野に、将来は生産能力を年50万台に引き上げることを目指している。自動車の生産技術が安定してきたため、当初から計画していたEVへの参入タイミングを探っていた。

ビングループは不動産を中核に小売りや商業施設開発、ホテル事業などを手掛ける。19年12月に小売事業から撤退を表明する一方で、現在は自動車やスマートフォンなど製造業に力を入れている。

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