危機再来の日産、内田社長が挑む「サバイバルプラン」
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日産自動車がカルロス・ゴーン元社長の下、「リバイバルプラン」で復活して約20年。再び、経営危機の淵に立たされた。28日発表した2020年3月期の連結最終損益は6712億円の赤字(前の期は3191億円の黒字)に転落した。最終赤字は11年ぶり。同日発表した新しい中期経営計画では生産能力の2割削減を打ち出した。内田誠社長は生き残りをかけてリストラに挑むが、再復活には3つの課題を克服する必要がある。
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