ミャンマー物流大手、2カ月遅れでヤンゴン証取に上場

2020/5/28 21:10
保存
共有
印刷
その他

上場記念の鐘を鳴らすエバー・フロー・リバー・グループの代表者ら(28日、ヤンゴン証券取引所)

上場記念の鐘を鳴らすエバー・フロー・リバー・グループの代表者ら(28日、ヤンゴン証券取引所)

【ヤンゴン=新田裕一】ミャンマー物流大手のエバー・フロー・リバー・グループは28日、ヤンゴン証券取引所に株式を上場した。同証取での新規上場は2年ぶりで、取引銘柄は6社目となる。新型コロナウイルスの感染拡大で、3月下旬の予定だった上場時期を約2カ月遅らせていた。

エバー・フロー・リバー社はトラック輸送や物流センターの運営などを手掛ける。現在、最大都市ヤンゴンと第2の都市マンダレーで物流拠点の建設を進めている。都市間を結ぶ物流サービスを軸に事業を拡大する計画だ。建材や自動車、縫製加工品など企業向けの物流需要が見込まれる。

2019年3月期の売上高は約101億チャット(約7億8000万円)、純利益は約16億チャット(約1億2000万円)だった。

初値は2700チャットと、取引所が事前に示した参考価格の2300チャットを17%上回った。

ヤンゴン証取は開設以来、株価の低迷などで上場銘柄数が伸び悩んできた。そのため20年3月に外国人の株式取引を条件付きで解禁するなど、市場のてこ入れを図っている。証取関係者によると「年内に、あと数社の上場が見込まれている」という。

ヤンゴン証取は15年に設置され、翌年に取引を開始した。運営会社には大和総研や日本取引所グループが出資している。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]