大塚HD、1~3月期の純利益97%増 腎疾患薬伸びる - 日本経済新聞
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大塚HD、1~3月期の純利益97%増 腎疾患薬伸びる

大塚ホールディングスが28日発表した2020年1~3月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比97%増の377億円だった。腎疾患治療薬など主力4製品が海外を中心に伸びた。販売に伴う費用負担が少ない自社開発品の割合が向上し、利益率が改善した。

売上高に当たる売上収益は8%増の3395億円だった。主力4製品では1101億円と36%増えた。腎疾患治療薬「ジンアーク」は米国で新規患者への投与が伸びたほか、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い3月中に前倒しで購入する動きがみられた。抗精神病薬の「レキサルティ」「エビリファイメンテナ」も成長を続けている。

20年12月期の通期業績予想は据え置いた。売上収益が前期比3%増の1兆4450億円、純利益は14%増の1450億円を見込む。新型コロナの影響について、牧野祐子最高財務責任者(CFO)は「営業活動の自粛や制限で、一部製品の新規処方数が減っている」と指摘。今後の状況を踏まえて業績見通しを変更する可能性を示した。

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