オンライン授業、国外でも受講OK APUが公開

大学
2020/5/28 16:52
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立命館アジア太平洋大学(APU、大分県別府市)は実施中のオンライン授業を、報道陣に公開した。新型コロナウイルスの感染を防ぎながら学習機会を提供しようと7日に開始。学生は登校せず、自宅や下宿などで受講する。約5700人いる学生のうち、約半数が現在は日本国外や県外におり、APUは全授業を8月5日までオンラインで実施する方針だ。

公開した「ホスピタリティ・マーケティング」は、日本、韓国、中国など8カ国・地域の学生約230人が受講。担当する国際経営学部の李根熙准教授は研究室で画面越しに学生に質問したり意見を求めたりしながら、戦略と戦術の違いやミステリーショッパーなどの市場調査を教えた。

李准教授は学生に質問したり、意見を求めたりしながら双方向で授業(大分県別府市)

李准教授は学生に質問したり、意見を求めたりしながら双方向で授業(大分県別府市)

李准教授は「対面授業だと挙手を恥ずかしがる学生も積極的に意思表示をする」とオンライン授業の特性を説明。SNS(交流サイト)経由での配信もしている同授業を視聴した卒業生が実社会での応用事例を教えてくれることもあるという。

学生が見る画面の表示(イメージ)

学生が見る画面の表示(イメージ)

APUはこうしたオンライン授業を1日平均で約300実施している。スムーズに実施するため教員向け研修のほか、担当職員や学生アルバイトによるトラブル対応などの支援態勢を整えた。

出口治明学長は日本経済新聞のインタビューで「これからはオンラインとオフラインそれぞれの利点を生かした『ハイブリッド』な社会になるのではないか」との見方を示している。アカデミック・オフィスの大西克樹課長補佐は「オンライン教育の良さを指摘する教員もおり、学生の声も聞きながら対面の良さとミックスした教育のあり方を探りたい」と話した。

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