米アマゾン、「無人宅配」狙い新興企業を買収交渉 米紙

2020/5/28 5:01
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【シリコンバレー=白石武志】米ネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが自動運転分野のスタートアップ、米ズークスの買収に向けた交渉を進めていることが27日までに分かった。米メディアが報じた。アマゾンはズークスが持つノウハウや人材を取り込み、無人運転車を使った宅配サービスの実現などに役立てる狙いとみられる。

アマゾンはズークス買収で無人配送の実現を目指す=ロイター

ズークスは米スタンフォード大学出身の技術者らが2014年に設立した。人工知能(AI)やセンサー技術などの分野で1000人を超える従業員を抱える。本社のあるシリコンバレー周辺では自動運転車を使った公道走行試験を積極的に手掛けている。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、アマゾンによる買収額はズークスの直近の企業価値の評価額である32億ドル(約3400億円)を下回る可能性がある。アマゾン以外にも買い手候補が名乗りを上げているといい、交渉がまとまらない可能性もある。

アマゾンは米グーグル出身の技術者らが設立した自動運転開発の米オーロラに出資するなど、近年はモビリティー分野への関心を強めている。19年には米テスラのライバルと目される電気自動車(EV)開発ベンチャーの米リヴィアンにも出資し、30年までに同社製の配送用EVを10万台規模で導入する計画を表明している。

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