米GE、電気照明事業を売却 「祖業」から撤退

2020/5/28 0:23
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【ニューヨーク=中山修志】米ゼネラル・エレクトリック(GE)は27日、家庭用電球などの電気照明事業をスマートホームを手がける米サバント・システムズ(本社マサチューセッツ州)に売却すると発表した。電気照明は発明王エジソンにつながる同社の祖業だが、経営悪化に伴う事業リストラの一環で2018年に売却方針が決まっていた。

GEは祖業の電気照明事業を売却する

同事業の従業員約700人をサバントが引き継ぎ、GEブランドの電球製造などのライセンス契約を結ぶ。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によると、売却額は2億5000万ドル(約260億円)程度とみられる。20年半ばに売却手続きを完了する。

電気照明事業は年間売上高が1億ドル程度と収益への貢献はほぼなかったが、GEは18年まで主要7事業のひとつに加えていた。金融事業などでの巨額損失を受けてジョン・フラナリー前最高経営責任者(CEO)が売却方針を決定。18年にオフィスや工場などの法人向け照明事業を米投資会社に売却し、家庭用の事業も売却先を探していた。

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