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学校再開、残る問題点は?

2020年5月28日の日本経済新聞朝刊1面に「学校再開、授業に制約」というニュースがありました。緊急事態宣言の解除に伴って公立高校が再開しますが、当面は授業のペースを元通りにするのは困難と考える教育委員会が7割を超えました。学校現場にはどのような問題が残っているのでしょうか。

再開した学校が最も苦慮しているのが感染防止策です。文科省は感染状況に応じた再開の指針を出していますが、公立高は具体的にどのような対策を取っているのでしょうか。調査したところ、最も多かったのは分散登校の実施でした。休校が長引いたため、多いところでは200時間分の授業がなくなっています。感染対策を取りながら遅れを取り戻すのは簡単ではありません。

授業時間を確保するため、夏休みの短縮や行事の削減を検討している地域もあります。和歌山県と岡山県では夏休みを9日間だけとする方針です。36道府県は年間の学習過程を予定通り終えられると答えていますが「余裕をもった受験対策がとれないかもしれない」と京都府は懸念しています。政府は教員や指導員らを8万人増員して学習支援にあたる方針です。

「休校の長期化による学習の遅れを取り戻せる」として検討が進んでいた9月入学は、直近の導入を見送るべきだという提言がされそうです。長い休校期間は明けたばかり。子どもたちは慣れるまで時間がかかると思いますが、まずは新しい日常を安全に過ごせることを切に願います。

20代編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。もっと詳しく知りたい人は5月28日の朝刊1面を読んでみてください。
この記事をまとめた人:渡部加奈子
2015年入社。保育・女性活躍の取材を経て、コンテンツマーケティングを担当。出身高校の文化祭は今年、オンラインで開催するそう。

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