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紙・板紙出荷 4月 9.4%減
衛生用紙6.2%増 在宅・休校で

2020/5/27 19:12
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日本製紙連合会(東京・中央)がまとめた4月の紙と板紙の国内出荷量は、前年同月比9.4%減の186万7千トンで、9カ月連続のマイナスとなった。トイレットペーパーなどの衛生用紙を除き全ての主要品種がマイナスとなった。

新型コロナウイルス感染の影響で印刷用紙の需要が落ち込んでいる(塗工紙の国内製造設備)

落ち込みが大きかったリーマン・ショック時は、2008年11月以降、紙・板紙全体で2ケタのマイナスが続いたが、20年4月時点では、段ボール原紙などの板紙の需要が下支えしている。

紙の出荷量は14.3%減の89万8千トン。印刷・情報用紙は19.7%減の46万4千トンとなった。イベント中止やチラシ自粛の影響やテレワーク拡大でコピー用紙の需要が減少した。一方、衛生用紙は6.2%増の16万トンと3カ月連続の増加。外出の自粛や訪日外国人の減少でホテルなど業務向けは低調だったが、学校休校や在宅勤務をする人の増加でスーパーなどの小売店などで家庭紙を買いだめする人が多く出荷が伸びた。

板紙は4.3%減の96万9千トン。主要品種の段ボール原紙は3.5%減の80万トン。昨年の大型連休を前に4月に前倒し需要があり、昨年4月は前年同月比4%増だったため反動減となった。ただ、「加工食品向けは外食など業務向けは低調だが、家庭向けの冷凍食品や通販・宅配向けは堅調」(製紙連合会担当者)という。

段ボール原紙の輸出は58.4%増の4万9千トンと5カ月連続となった。お菓子などの箱に使う白板紙は訪日外国人客の減少などが影響し、9.5%減の10万6千トンだった。

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