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KYBの20年3月期、最終赤字618億円 データ不正で引当金

油圧機器メーカーのKYBが27日発表した2020年3月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が618億円の赤字(前の期は247億円の赤字)だった。18年に発覚した免震・制振装置の検査データの改ざん問題に関連した引当金など347億円に加え、減損損失を173億円計上。繰り延べ税金資産も取り崩した。

営業損益は402億円の赤字(前の期は284億円の赤字)だった。検査データの改ざん問題にかかる引当金を225億円見積もったほか、対応本部の経費や交換工事にかかる製品保証対策費122億円を計上した。新型コロナウイルスの感染拡大による市場低迷などを受け、国内外の工場の生産設備に関連する減損損失を計上したことも利益を圧迫した。

売上高は7%減の3815億円だった。19年4~12月は自動車向けの緩衝器などが堅調に推移したものの、新型コロナの拡大で1~3月は自動車メーカーからの発注が減少。北米や欧州で販売が減少した。

20年3月期の営業赤字により、取引先の金融機関と締結しているシンジケートローン契約の財務制限条項に抵触した。ただ金融機関と協議し「期限の利益喪失請求を行わないと同意を得られている」(同社)という。

21年3月期の業績と配当の予想は、新型コロナによる影響が不透明だとして「未定」とした。

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