斬る者と斬られる者と 縄田一男氏が選ぶ3冊
黙 辻堂魁著

読書
2020/5/28 14:00
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日本経済新聞 電子版
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首切り役・別所龍玄の生き様を描く『介錯人』に続くシリーズ第2弾。生死を分つ剣光一閃(いっせん)の中に、斬る者と斬られる者のドラマを据える手法は本書に至ってますます冴(さ)え渡っている。

龍玄の父祖三代のルーツを辿(たど)る「妻恋坂」や剣への開眼から祝言までを描く「破門」、さらに既刊2冊の中で最高傑作の「惣領除」、逆説的夫婦の物語「十両首」の全4作。ページを繰るうち、私はいつの間にか頬を濡(ぬ)ら…

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