国分、シンガポールで卸売事業 現地企業に出資

2020/5/27 12:30
保存
共有
印刷
その他

食品卸大手の国分は27日、シンガポールで卸売事業を始めたと発表した。国分グループ本社の完全子会社の国分シンガポールが、4月に低温物流や食品製造などを手掛けるシンガポール企業のコモンウェルスグループの卸売事業会社TCGCの株式の7割を取得した。所得水準の高いシンガポールを東南アジア市場の中核地と位置づけ、海外事業を強化する。

TCGCはシンガポールでパンやアイスクリーム、スープなどの卸売りを手掛けている。今後同社の社名を「国分コモンウェルストレーディング」に改め、国分グループ本社の林恒喜海外統括部アセアン事業部長が社長に就く予定だ。

食品卸にとって縮小する国内市場への対応が喫緊の課題となっている。国分は2020年12月期を最終年度とする第10次長期経営計画で、中国や東南アジア地域を中心とした海外事業の基幹化を目指している。今後はシンガポール国内での販売強化や、周辺国との輸出入事業の拡大を目指す。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]