「1メートル以内15分以上」で濃厚接触 アプリ通知

2020/5/26 21:01
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政府は26日、新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性を知らせるスマートフォンアプリの詳しい仕様を公開した。近距離無線通信のブルートゥースを使い、使用者同士が近づいたことを記録。陽性者と1メートル以内に15分以上一緒いた人に通知する。プライバシーに配慮して個人情報の登録なしで利用できるようにする。

感染者との接触の有無を知らせる(シンガポールの追跡アプリ=AP)

感染者との接触の有無を知らせる(シンガポールの追跡アプリ=AP)

厚生労働省が民間企業に委託し、6月中旬の運用開始を目指す。多くの人が使わないと機能が発揮できないため6割程度の普及率を目指す。多言語対応や高齢者にわかりやすい操作法も求める。

アプリはスマホ上で最小限の電力消費で常時動いている状態になる。利用者同士の接触データは14日間保存する。陽性と診断された利用者が保健所からのメールなどで届く専用の番号を入力すると、過去14日間に濃厚接触した可能性がある人に通知が届く。

アプリは米アップルと米グーグルの技術を用いる。日本独自に、1日に陽性者と何回接触したか分かる機能を付けることも検討している。両社の技術を使うアプリは22カ国が導入済みで、将来の連動も視野に入れる。

政府はプライバシーやセキュリティーの留意事項も公表した。アプリやデータを新型コロナ対策以外に使うことは禁じる。刑事捜査の追跡や証拠収集、企業のマーケティング活動や宣伝などへの転用は認めない。厚労省が新型コロナが終息したと判断すればアプリの機能は停止させる。

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