副社長に綿貫氏が昇格、JR北海道は若返りにカジ

2020/5/26 20:40
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JR北海道は26日、6月18日に開く定時株主総会に諮る役員候補を発表した。綿貫泰之常務(58)が副社長に昇格する。綿貫氏と同じく国鉄―JR北海道という生え抜きの小山俊幸副社長(63)は退任し、子会社の北海道キヨスク(札幌市)社長に就く。国鉄入社で小山氏の4年後輩にあたる綿貫氏にバトンを渡し若返りを進める。

綿貫常務は北大経済学部を卒業した1985年(昭60年)に国鉄入社。民営化のタイミングでJR北海道に入った。2011年に取締役、18年から現職。綿貫氏の新体制での担当は、開発事業本部や地域交通改革担当など。これまで小山氏が担った役回りを果たす。

同日記者会見した島田修社長が「将来を見据えて若返りを図る」と述べたように、今回の人事のポイントは若返りだ。2年間務めたJR東日本出身の白川保友会長(73)は退任し、同じく同社OBの田浦芳孝氏(65)が会長に就く。

常務では生え抜きの山口力氏(69)が退き、生え抜きの宮越宏幸取締役(57)とJR東日本出身の渡利千春取締役(57)がそれぞれ昇格する。

島田社長は自身の再任は「(就任7年目は)節目を気にすべきとき」とした上で、新型コロナウイルス対策や国の支援に関する法改正を前に「全力を挙げていくためには担わせていただくのが最適」とした。

退任する白川会長も同日記者会見。「国鉄時代の長大な線路や駅構内など古い設備が多く、メンテナンスに人手や固定費がかかっている」と構造的な課題を挙げたうえで、JR北海道には「思い切った構造改革が必要だ」と奮起を求めていた。

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