報酬経緯「記憶あいまい」 案里氏秘書、被告人質問

社会・くらし
2020/5/26 18:52
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自民党の河井案里参院議員(46)が初当選した昨年7月の参院選で車上運動員に違法な報酬を支払ったとして、公職選挙法違反(買収)の罪に問われた案里氏の公設秘書、立道浩被告(54)の第3回公判が26日、広島地裁(冨田敦史裁判長)で開かれた。被告人質問で立道被告は、報酬額決定の経緯について「記憶があいまいだ」と述べた上で、決定権限はなかったとした。

被告人質問で検察側は、立道被告が捜査段階で、夫の克行前法相(57)が立件されれば連座制で案里氏も失職すると思い、遊説や会計に克行氏が関与していたことを言わなかったとする旨の供述をした調書があるとした上で、内容に誤りがないか尋ねた。これに対し、立道被告は「覚えていない」と答えた。

6月9日の次回公判で検察側が論告求刑し、結審する見通し。

広島地検は立道被告を連座制の対象となる「組織的選挙運動管理者」に当たるとみて起訴し、迅速に審理する「百日裁判」を申請。禁錮以上の刑が確定し、広島高検が提起する行政訴訟で適用対象と認定されれば、案里氏の当選が無効となる。〔共同〕

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