大阪市、人権博物館との和解成立へ 退去条件に賃料免除

2020/5/26 18:37
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大阪市浪速区の大阪人権博物館(通称リバティおおさか)を巡り、土地を所有する市が、博物館の退去を条件に賃料を免除する和解に向けた議案が26日、市議会で可決された。市の提訴後、大阪地裁が和解を勧告していた。2015年度からの賃料約1億9千万円を免除する内容で和解が成立する見通し。

同館は6月1日に閉館し、別の場所での再開を目指す。松井一郎市長は26日、記者団の取材に「人権について啓発するのは否定しない。市民が納得する展示内容だったら支援したい」と述べた。

同館は1985年に開館。市が市有地を無償で貸与し、被差別部落や在日コリアン、ハンセン病、水俣病など人権に関する史料約3万点を所蔵、展示してきた。2012年に当時の橋下徹市長が展示内容を問題視し、市と大阪府が13年に補助金を全廃。運営する公益財団法人に市が賃料の支払いや土地の明け渡しを求めて15年に提訴していた。〔共同〕

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