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業績ニュース

出光興産229億円赤字 20年3月期最終、在庫評価損響く

2020/5/26 19:09
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出光興産が26日発表した2020年3月期連結決算は、最終損益が229億円の赤字だった。19年4月に経営統合した昭和シェル石油との2社合算の前の期(945億円の黒字)に対し、大幅に業績が悪化した。原油価格の急落で在庫評価損が膨らんだほか、新型コロナウイルスの影響で石油製品の需要が減少した。

木藤俊一社長は同日、記者会見し、今後も「ガソリンやジェット燃料の需要減が続く」と厳しい見方を示した。

前期の売上高は12%減の6兆458億円、営業損益と持ち分法投資損益を合わせた本業ベースでの損益は262億円の赤字(前の期は2291億円の黒字)だった。燃料油部門は1094億円の赤字(前の期は798億円の黒字)。在庫評価引き下げで約900億円の損失を計上し、ガソリン販売の利幅も縮小した。

基礎化学品部門の利益は8割減の119億円だった。中国での需要低迷を受けスチレンモノマーなどの採算が悪化した。

年間配当は従来予想通り、前の期に比べ60円増の160円とする。

同時に発表した21年3月期の最終損益は50億円の黒字を見込む。在庫評価損が無くなる影響が大きいが、石油製品の需要低迷は続き、厳しい状況は続く。売上高は前期比35%減の3兆9000億円を見込む。年間配当は未定とした。

これで石油元売り大手3社の決算が出そろい、20年3月期の連結最終損益は3社とも赤字だった。

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