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1~3月国内医薬品、「キイトルーダ」首位続く

米医薬コンサルティングのIQVIAは26日、2020年1~3月における日本国内の医薬品売上高ランキング(薬価ベース)を発表した。首位は米メルクのがん免疫薬「キイトルーダ」で、前年同期比29.7%増の323億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大があったものの、上位に感染症の医薬品は入らなかった。

1~3月は新型コロナの影響で一般的な手術の遅延が起きたとの見方もあるが、国内医薬品市場の総売上高は薬価ベースで前年同期比0.2%増の2兆4915億円と、4四半期連続のプラス成長が続いた。

キイトルーダは免疫のブレーキを外すことで、自身が持つ免疫細胞にがん細胞を攻撃させる仕組みの抗がん剤。19年の年間売上高ランキングでも首位を獲得しており、高水準の売り上げが続いている。

キイトルーダと同じ作用機序を持つ小野薬品工業の「オプジーボ」は3位に浮上した。前年同期で首位だった中外製薬の「アバスチン」が2位で、1~3位をがん治療薬が占めた。薬効別のランキングでもがん治療薬が首位で、売上金額は前年同期比12.8%増の3459億円だった。

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