ロシア、スパイ罪で元米海兵隊員に禁錮18年求刑

2020/5/26 5:18
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ロシアの検察は25日、スパイ罪に問われた元米海兵隊員(右)に禁錮18年を求刑した(2019年10月、モスクワ)=ロイター

ロシアの検察は25日、スパイ罪に問われた元米海兵隊員(右)に禁錮18年を求刑した(2019年10月、モスクワ)=ロイター

【モスクワ=小川知世】インタファクス通信は25日、ロシアでスパイ罪に問われた元米海兵隊員ポール・ウィラン被告に対し、検察側が禁錮18年を求刑したと同被告の弁護士の話として報じた。米国のサリバン駐ロシア大使は同日、「(裁判の)プロセスが不透明で公正でない」と非難した。ウィラン被告の裁判を巡り、米ロ関係がさらに悪化する可能性もある。

裁判は国家機密の保護を理由に非公開で行われた。判決は6月15日に言い渡される予定。ウィラン被告はロシアの機密情報を含む記憶媒体を受け取ったとして、2018年12月にモスクワで拘束され、スパイ罪で起訴された。同被告は無罪を主張している。ロシア刑法ではスパイ罪に10~20年の禁錮刑が科される。

ウィラン被告が拘束された18年には米国でロシア人女性がスパイ活動で有罪判決を受け、ロシアが反発していた。同国によるウィラン被告の拘束は米国への対抗措置だとの見方も出ていた。

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