兵庫県、休業要請を6月1日に解除へ

兵庫県の井戸敏三知事は25日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための民間への休業要請を、6月1日に解除する方針を明らかにした。26日に開催する県の対策本部会議で正式に決定する予定。
兵庫県は4月7日に政府の緊急事態宣言が発令されたのを受け、同15日に休業要請を始めた。5月16日と23日に一部を解除したが、ナイトクラブ、バー、ライブハウス、カラオケボックス、スポーツジムなどの業種には31日まで休業要請を継続していた。
井戸知事は「全国で緊急事態宣言が解除される状況では、休業要請をそのままの形で続けるのは難しい」と述べた。
休業要請は解除したうえで、一部の業種には開業後も営業時間の制限を設けたり、3密(密集、密接、密閉)対策が進まない業種には特別な要請をしたりすることを検討すると説明した。

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