/

南都銀、前期純利益72%減 コロナで与信費用5倍に

記者会見する南都銀行の橋本隆史頭取

南都銀行が25日発表した2020年3月期の連結純利益は前の期比72%減の31億7900万円だった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で有価証券の売却損などが発生したほか、貸し倒れに備えた与信費用が重荷になった。21年3月期の連結純利益は前期比57%増の50億円を見込む。

20年3月期の本業のもうけを示す実質業務純益(単体)は前の期に比べ約2倍の114億円だった。債券損益が大幅に改善した。与信費用は新型コロナ対策で21年3月期分を前倒しで50億円を積み増し、前の期に比べ5倍の69億円を計上した。

21年3月期でも50億円の与信費用を見積もった。コロナ関連の与信費用は「20年3月期と合わせ、リーマン・ショック時とほぼ同額を積んだ」(石田諭副頭取)。コロナ関連の融資申し込みは5月22日までに約5000件に上り、うち約1500件、約1000億円の融資を実行した。申込件数の3割が小売り、サービス、飲食業だった。

決算会見で橋本隆史頭取は「今後も厳しい環境が続いていくとみている。経済活動は来年1月以降に徐々に持ち直すとして業績を予想したが、今の時点で想定できる可能な限りの引き当てをした。今後の状況によっては、より柔軟に、大胆に対応してきたい」と述べた。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

企業:
業界:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン