伊藤忠、北米で豚肉生産拡大 100億円投資

2020/5/25 18:31
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伊藤忠商事は北米で豚肉の生産事業を強化する。カナダ企業の買収、米国企業への出資を通じて豚の生産能力を現状より4割、豚肉への加工能力を6割それぞれ増やす。総投資額は100億円前後とみられる。アジア向けに需要が増えており、増産体制を整える。

伊藤忠商事は北米で豚肉を増産する(プライムポークの豚肉加工場)

伊藤忠グループの養豚・加工会社、ハイライフグループホールディングス(カナダ)を通じ、このほどカナダの養豚企業プロビスタグループの事業を買収した。豚の生産能力は4割増の年間320万頭に増える。

豚肉の加工能力を高めるため、米国の豚肉加工会社プライムポークにも75%出資した。加工能力も6割増え、生産頭数と同じ年間320万頭になる。食肉の重さに換算すると32万トンで、単純計算で日本の豚肉需要量の1割強を賄うことができる規模となる。

ハイライフはタイ食品大手のチャロンポカパン(CP)フーズとの合弁会社で、伊藤忠が49.9%を出資する。アジア人の嗜好に合う豚肉を生産しており、日本や中国で引き合いが強まっている。出荷のうち、日本向けが重量ベースで約4割を占める。農場と加工場ともにほぼフル生産状態だったため、増産に踏み切った。

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