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日本郵船、今期経常益ゼロ 「第1四半期後に回復へ」

2020/5/25 20:30
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日本郵船は25日、2021年3月期の連結経常損益がゼロ(前期は444億円の黒字)との予想を発表した。新型コロナウイルスの影響によるコンテナ船や自動車運搬船などの需要減をみているものの、同日に電話会見した丸山徹経営委員は「第1四半期後の緩やかな回復をみている」との見解を示した。自動車運搬船の需要やばら積み船の市況回復も見込んでいる。売上高は14%減の1兆4300億円、営業利益は87%減の50億円とした。「急激な変動に伴う特別な事象の予想が難しい」(丸山氏)との理由で最終損益予想は未定とした。配当は中間配を見送る一方で期末配は20円とした。前期は中間配、期末配ともに20円だった。

新型コロナのマイナスの影響を大きく受けるのは、定期船事業と不定期船事業といった海運事業だ。両事業で経常損益を前期比605億円押し下げる想定をしている。

4~6月期の自動車運搬船の輸送台数は前年同期比50%減の見込みだ。海運大手3社で出資するコンテナ船事業会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は21年3月期の予想を開示していないが、日本郵船は独自試算で世界全体におけるコンテナ船の年間輸送需要が10%超減少するとみている。

赤字が続いていた航空貨物ビジネスは、医療物資などの輸送需要増による運賃上昇で採算が改善し、黒字に転換すると見込んでいる。

同日発表した20年3月期の連結決算は売上高が9%減の1兆6683億円、最終損益は311億円の黒字(前の期は445億円の赤字)で、2期ぶりの黒字を確保した。ONEの採算改善が寄与した。

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