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英首相側近、制限中に親類宅へ EU離脱の参謀、首相は擁護

【ロンドン=中島裕介】英国のジョンソン首相の側近のドミニク・カミングス上級顧問が、外出制限中に400キロ以上移動し親類を訪問していたことが英メディアの報道で明らかになり、批判が高まっている。政権側はカミングス氏の妻に新型コロナウイルスの症状が出たため、子供を親類に預ける必要があったと反論。ジョンソン氏も24日の記者会見で「合法的で誠実な行動だった」と擁護した。

ジョンソン英首相の側近、カミングス上級顧問による外出制限中の長距離移動にはメディアの批判も強まっている(ロイター)

ただ野党だけでなく与党・保守党の中堅議員からも辞任を求める声が出ており、このままカミングス氏の去就問題が沈静化するかは不透明だ。

カミングス氏は2016年の欧州連合(EU)離脱を問う国民投票で、離脱陣営の戦略立案を担当したEU離脱の立役者だ。ジョンソン政権発足後は上級顧問に就任し、政権運営全体や19年末の総選挙の戦略を練るなどジョンソン氏の懐刀として動いてきた。カミングス氏を失えば政権へのダメージは大きい。

一方で英政府は国民に対し外出制限中は「親類にも会ってはいけない」と訴えており、カミングス氏の行動はこれに矛盾する。だがジョンソン氏は記者会見で「彼は父親としての本能に従った」と述べ、更迭などの処分は下さない考えを強調した。野党は「首相はエリートの友人にだけ特別なルールを適用した」と強く批判している。

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