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ネタニヤフ首相の裁判開始 収賄罪などで起訴

【イスタンブール=木寺もも子】収賄罪などで起訴されたイスラエルのネタニヤフ首相の初公判が24日、エルサレムの地方裁判所で開かれた。ネタニヤフ氏側は無罪を主張して全面的に争う見通し。ネタニヤフ氏は17日に第5次政権を発足させたばかりで、同国で現職首相が刑事裁判の被告になるのは前例がない。

イスラエルメディアによるとネタニヤフ氏は裁判所に入る際、報道陣に対して「(自身の起訴は)右派の強力な首相を引きずり下ろすのが狙いだ」述べ、対立する左派の政治的な陰謀だと主張した。

法廷ではネタニヤフ氏に対して起訴内容の説明が行われ、同氏は内容を「理解した」と述べた。次回の公判は7月に予定された。同氏に出廷の義務はないという。

初公判は新型コロナウイルスの感染拡大を理由に当初予定されていた3月から延期されていた。ネタニヤフ氏はその間、野党連合などと連立交渉をまとめた。首相職は2021年11月に野党連合トップのガンツ副首相兼国防相に譲るとしており、任期中に判決が確定するかは不透明だ。

イスラエル検察は、通信大手に便宜を図る見返りに、傘下のニュースサイトに自身に好意的な報道を要求したなど3件の事件について、ネタニヤフ氏を収賄や背任などの罪で19年11月に起訴した。

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