武漢の研究所長、ウイルス発生源疑惑を否定

習政権
2020/5/24 19:55
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中国科学院武漢ウイルス研究所の実験室が入る建物=中国・武漢(共同)

中国科学院武漢ウイルス研究所の実験室が入る建物=中国・武漢(共同)

【北京=多部田俊輔】トランプ米政権が新型コロナウイルスの発生源の可能性があると指摘している中国科学院武漢ウイルス研究所の王延軼所長は「ありもしないことを作り出そうとしている」と否定した。同研究所が新型コロナウイルスを初めて扱ったのは昨年12月30日だとも証言し、同研究所からの漏洩疑惑に反論した。

中国国営中央テレビ(CCTV)が24日に王所長のインタビューを報じた。王所長が新型コロナの発生後にメディアに登場するのは初めて。王所長を巡っては、今年1月に全所員に情報を漏らさないよう指示したり、情実人事の疑惑が取り沙汰されている。

同研究所にはコウモリ由来のウイルスの著名研究者で「バットウーマン(コウモリ女)」との異名を持つ石正麗氏が所属する(「沈黙のバットウーマン 武漢の研究者、コロナで先駆」参照)。石氏のチームはこれまでコウモリからコロナウイルスを採取してきたが、王所長は新型コロナウイルスとの類似性は高くないと指摘した。

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