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逃亡協力金3300万円か ゴーン元会長側脅迫と供述

【イスタンブール=共同】日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告のレバノン逃亡事件で使われたジェット機を手配し、トルコで起訴された運航会社元幹部の男が、事件前に計約3300万円相当のユーロと米ドルを受け取っていたことが23日までに、検察当局の起訴状で明らかになった。検察は協力への謝礼の可能性があるとみて、金の流れを捜査している。

男はゴーン元会長側から脅迫され協力せざるを得なかったとも供述した。

男は運航会社「MNGジェット」営業部長だったオカン・キョセメン被告(48)。ゴーン元会長を密航させた罪などでパイロットら6人と共に起訴された。ゴーン元会長は昨年12月末、大型の箱に隠れて関西国際空港からMNG社が運航するジェット機に乗り、トルコ・イスタンブールで別のジェット機に乗り換え、レバノンに逃亡したとされる。

キョセメン被告の供述によると、ジェット機は、米国人のマイケル・テイラー(米国で拘束)、ジョージ・ザイェク(日本で逮捕状)両容疑者を旅客として手配、17万5千ドル(約1900万円)がMNG社に振り込まれた。

この金とは別に、キョセメン被告の口座には昨年10~12月に計21万6800ユーロ(約2600万円)、同7~12月に計6万6900ドルの入金があった。いずれも出所は不明だが、検察はゴーン元会長側からの謝礼の可能性があるとみている。

一方でキョセメン被告は、ジェット機が関空を離陸後に初めて逃亡作戦を明かされたと主張。反発したが家族に危害を加えると示唆され従ったとして「私も被害者だ」と訴えている。〔共同〕

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