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レンタカーの米ハーツが破綻 新型コロナで利用者減

【ニューヨーク=中山修志】米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスが22日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、経営破綻した。新型コロナウイルスの流行により世界各国で利用者が急減し、資金繰りが悪化していた。2020年3月末時点の負債総額は187億ドル(約2兆円)。

同社は4月27日にレンタカーのリース料を延滞し、5月22日が金融機関への支払いの猶予期限だった。4月末に証券取引委員会(SEC)に提出した資料で、債権者と支払いの減額について協議していると明らかにしていた。法的整理によって債務を圧縮し、事業を継続する。グローバルの従業員の5割に相当する約2万人を削減する。

ハーツは世界145カ国・地域に約1万店の営業拠点を構え、レンタカー約67万台を保有する。新型コロナの影響で世界の旅行需要が減少し、3月以降に大幅な収益減に陥った。20年1~3月期の売上高は前年同期比9%減の19億ドル、最終損益は3億ドルの赤字だった。4月に北米の従業員の4割弱にあたる1万人の解雇を決定したが、店舗賃料や車両のリース料が重荷になっていた。

レンタカー会社などの法人向け販売(フリート)は米自動車市場の1~2割を占める。メーカーにとっては利益率が低い半面、消費者向け販売の増減を埋める調整弁になっている。コロナ危機で多くのレンタカー会社やタクシー会社が車両の購入を見合わせており、自動車メーカーの生産・販売体制にも影響が出そうだ。

新型肺炎

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