バイデン氏、不適切発言で謝罪「迷うなら黒人ではない」

米大統領選
北米
2020/5/23 4:19 (2020/5/23 7:10更新)
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【ワシントン=永沢毅】米民主党のバイデン前副大統領が22日放送のラジオ番組で「私とトランプ氏のどちらを支持するか決めあぐねているなら、あなたは黒人ではない」などと黒人のホスト役に対して発言する一幕があった。11月の大統領選に向けて強みとしている黒人からの支持獲得に自信をみせた発言だが、共和党は不適切な発言だとして批判。同氏は謝罪に追い込まれた。

民主党のバイデン前副大統領は黒人の支持獲得に自信を持つ(写真は3月)=ロイター

バイデン氏は黒人の支持をきっかけに大統領選の民主党候補を選ぶ予備選で復活し、党の指名獲得を確実にした。かねて懸念されていた失言癖があらわになった。

バイデン氏の陣営は発言後に「(発言は)冗談だ。同氏はアフリカ系米国人とともにあると明確にしてきた」とツイッターで釈明した。ただ、共和から「侮辱的な発言だ」(グラム上院議員)と批判が噴出するなど波紋が広がった。

バイデン氏はその後の黒人商業団体とのオンライン会合の場で「軽率だった」として謝罪した。「黒人の支持を当然得られるなどとは思っていない。トランプ氏に投票したいと考える人もいる」と話した。

キニピアック大の世論調査によると、黒人のバイデン氏の支持率は81%でトランプ氏の3%を大きく引き離す。こうした事情が今回の失言につながったとみられる。

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