外国籍者の狂犬病発症確認 比でかまれ来日、愛知

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2020/5/22 18:44
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愛知県豊橋市は22日、フィリピンから来日し、豊橋市内の病院に入院中の外国籍の人=静岡市在住=の狂犬病の発症を確認したと発表した。2019年9月ごろにフィリピンで犬にかまれ感染したとみられる。2月に就労のため来日した。国立感染症研究所によると、国内での発症確認は06年以来で、国内で人が感染した例は1956年を最後に見つかっていない。

豊橋市によると19日に同市内の医療機関から保健所へ狂犬病の疑いの報告があった。感染研に依頼し、22日に狂犬病ウイルスの陽性が判明。市は発症者の性別や国籍などを明らかにしていない。

発症者は、11日から足首や腰の痛み、水を怖がるなどの症状を訴え、知人が静岡市の自宅から豊橋市の医療機関に車で連れて行った。現在も症状は重く、集中治療室(ICU)に入っている。

狂犬病は人から人へ感染することはなく、患者から感染が拡大することはない。佐原光一市長は記者会見し「日本は狂犬病の清浄国。過度に不安を感じないでもらいたい」と強調。海外に渡航する際には予防接種も検討するよう呼び掛けた。

感染研によると、06年11月に京都市の男性が、同12月に横浜市の男性が発症して死亡した。いずれもフィリピンで犬にかまれていた。〔共同〕

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