鹿児島県、51億円補正 宿泊券やプレミアム商品券
鹿児島県は22日、新型コロナウイルス感染症で落ち込んだ経済対策などとして総額51億2900万円の補正予算案を発表した。歳入のうち50億1700万円が国庫支出金となる。補正後の一般会計の総額は8498億9700万円。
観光分野では県民向けに最大1人1万円の宿泊券を計4万人分、代金を最大1万円助成した県内バス旅行の割引商品を3000人分提供。飲食店向けなどにはプレミアム商品券を発行するほか、スマホアプリを使って割引クーポンも発行する。国の経済対策に合わせて県外客の誘客のため、5000円相当のプレゼントを2万人分用意するほか、タクシー・レンタカーの割引も実施する。
県ではこうした経済対策を実施する条件として感染者数など3項目で独自の基準を設定。満たされない場合には対策を停止する。

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