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黒川氏賭けマージャン、1万~2万円やりとり 調査結果公表

(更新)
自宅を出る東京高検の黒川弘務検事長(21日、東京都目黒区)

新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の発令中に新聞記者らと賭けマージャンをした東京高検の黒川弘務検事長(63)について、政府は22日の持ち回り閣議で辞職を承認した。法務省は同日、黒川氏からの聞き取りなどをまとめた調査結果を公表。賭けマージャンでは1万~2万円の現金のやりとりがあったことを明らかにした。

調査結果によると、黒川氏は1日と13日、旧知の新聞記者の自宅で記者ら3人と1千点を100円に換算する「点ピン」と呼ばれるレートで賭けマージャンをした。それぞれ1万~2万円程度の現金のやりとりがあり、両日とも帰宅時には記者が手配したハイヤーに同乗した。

賭けマージャンは約3年前から同様のメンバーで繰り返され、月1、2回程度のペースだったという。記者や社員が参加した産経新聞社や朝日新聞社によると、賭けマージャンは緊急事態宣言発令中の4月にも複数回あったとされるが、法務省の調査では5月の2回以外については「具体的な日付を特定しての事実の認定には至らなかった」とした。

賭けマージャン問題を巡り法務省は19日に調査を始め、辻裕教事務次官が黒川氏から面談や電話で複数回聴取した。調査結果は21日付でA4紙3枚。森雅子法相は22日の閣議後の記者会見で「処分を出すのに必要な調査は終了したものと思っている」と述べ、再調査はしない考えを示した。

同省の川原隆司刑事局長は22日の衆院法務委員会の答弁で賭けマージャンのレートを明らかにし、「賭けマージャンは許されるものではないが、社会の実情を見ると必ずしも高額とはいえない」と述べた。黒川氏の常習性については「今回の調査では直ちに確認できなかった」と答えた。

ハイヤーの利用については「(国家公務員倫理規程で禁止されている)社会通念上相当と認められる程度を超えた財産上の利益の供与があったとは認められない」とし、懲戒処分などの対象とはならないと判断したことを明らかにした。

また同日の衆院内閣委では懲戒処分の対象となる秘密の漏洩がなかったかどうか質問があり、同省の保坂和人官房審議官は「(黒川氏が)捜査情報を漏洩した事実はなかった」と答えた。

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