ソニー、医療機関で遠隔サービス ドコモなどと協業

2020/5/22 17:34
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ソニーは22日、医療機関向け遠隔サービスでNTTドコモや医療情報大手エムスリーと協業を検討すると発表した。遠隔技術や医療のノウハウを持ち寄り、患者が病室内で仮想現実(VR)技術を使って外出を疑似体験したり、医師と患者を遠隔でつないだりするサービスを開発する方針。新型コロナウイルスで需要が高まったリモート(遠隔)のサービスの実用化を目指したい考えだ。

ソニーのVR技術を活用し、病室にいながら360度の旅行映像を視聴できるプログラムなどを検討する。VRで家族の映像を流し、面会したような感覚を体験できる取り組みも想定する。まずは千葉県にあるリハビリ施設で検証を始める。

IT(情報技術)を使った医療現場の支援も視野に入れる。新型コロナの患者をテレビ会議で遠隔で問診したり、患者家族に治療方法を説明したりといったサービスの開発を検討する。

ソニーは4月に新型コロナ対策のための支援基金を立ち上げた。約100億円の基金のうち10分の1程度を持ち分法適用会社のエムスリーの技術開発支援に充てている。エムスリーは2019年2月にドコモとの資本業務提携も発表。今回、改めて3社で協業し、コロナ後も見据えた遠隔サービスの開発を目指す。

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