電事連会長「電力需要、非常に厳しい」 新型コロナで

2020/5/22 16:58
保存
共有
印刷
その他

電気事業連合会(電事連)の池辺和弘会長(九州電力社長)は22日の定例会見で、新型コロナウイルスによる電力需要の落ち込みについて「短期的には非常に厳しい」と話した。5月の電力需要は前年比で8%近く落ち込んでいるという。電事連は同日、関西電力の金品受領問題を踏まえ常識の範囲を超える金品の授受などを禁止する新たな行動指針も公表した。

大手電力各社は新型コロナウイルスで電気料金の支払いが難しい顧客に対し、支払期限を最大3カ月延長する対応策をとっている。池辺会長は「延長期限に達した顧客についても柔軟に対応する」と述べ、顧客の状況に応じて支援策を続ける考えを示した。

電事連の新たな行動指針では、工事の発注における不適切な情報提供を禁止することなどを盛り込んだ。電事連の行動指針は電力業界で不祥事が起きる度に改定されており、改定は今回で4度目となる。池辺会長は「問題を風化させないよう、コンプライアンス(法令順守)に向けた取り組みを継続する」と話し、電力業界の不信感の払拭に努める姿勢を強調した。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]