感染者移送用車両、秋田県に貸与 トヨタ系販売会社

自動車・機械
東北
秋田
2020/5/22 16:06
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ネッツトヨタ秋田(秋田市)など秋田県内のトヨタ系販売会社4社は新型コロナウイルスの感染者を移送するため改造した特殊な車両を秋田県に貸し出す。7月までに計4台を貸し出す予定で、22日に式典を開いた。県は保健所に配備し、感染者を病院や軽症者受け入れ施設などに移送する目的で使う。

ビニールシートで遮り、エアコンの風量を強めて車両前部の圧力を上げる

感染者移送用車両の貸与式に臨む秋田県の佐竹敬久知事(右)とネッツトヨタ秋田の石井資就社長(22日、秋田県議会棟前)

トヨタ自動車製の「シエンタ」を改造した。車両前部と後部をビニールシートの隔壁で仕切り、エアコンの風量を強制的に強く固定することで前部の空気の圧力を高める。前部を陽圧、後部を陰圧とすることで後部の空気が前部に循環しない。2列目のシートを取り外し、感染者が乗降しやすいようにしたという。

県はこれまで一般の車3台を移送に使っていた。22日の貸与式で秋田県の佐竹敬久知事は「感染の第2波を想定し、様々な面で備えをしっかりやる必要がある。移送は保健所職員らの感染リスクがあり、悩みの一つだった」と話した。ネッツトヨタ秋田の石井資就(ただなり)社長は「運転者、医療関係者の安全を第一に設計されている」と強調した。

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