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留学生は成績上位3割限定 現金給付、文科省が支援要件

新型コロナウイルスの影響で困窮する学生らに最大20万円の現金を給付する支援策を巡り、文部科学省が外国人留学生に限って成績上位3割程度のみとする要件を設け、大学などへ伝えたことが22日までに、同省への取材で分かった。アルバイト収入の減少などは日本人学生らと同じ状況にありながら、学業や生活を支える支給に差をつける形となる。

文科省は「いずれ母国に帰る留学生が多い中、日本に将来貢献するような有為な人材に限る要件を定めた」と説明。対象者の審査は各大学などが行うため、同省が示した要件を満たさない学生らでも給付対象になる可能性はあるとしている。

文科省は現金給付の要件として、学費を賄うアルバイト収入が通常時から月額で5割以上減ったことや、原則自宅外で生活していること、目安で実家から年間150万円以上の仕送りを受けていないことなどを挙げている。

その上で、留学生は成績優秀者とし、具体的には前年度の成績評価係数が2.30以上とした。文科省によると、成績上位25~30%程度に当たる。1カ月の出席率は8割以上で、入学料と授業料を除く仕送りが月額平均9万円以下であること、日本にいる扶養者の年収が500万円未満であることも求めている。

文科省は「(こうした要件を)考慮した上で、経済的理由で修学の継続が困難であると大学等が必要性を認める者」を対象とすると規定。迅速な給付を重視する観点から、対象者の審査は各大学などに委ねる仕組みとした。大学などは今後、日本学生支援機構の奨学金給付実績などに基づいて割り振られた人数枠の中で対象者を決める。

文科省は給付対象の約43万人のうち、留学生が占める割合は算定していないとしている。

〔共同〕

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