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4月の消費者物価、3年4カ月ぶり下落 コロナ・原油安で

総務省が22日発表した4月の全国消費者物価指数(CPI、2015年=100)は、生鮮食品を除く総合指数が101.6と前年同月から0.2%下落した。3年4カ月ぶりの下落となる。原油安でガソリンが9.6%値下がりしたことが響いた。新型コロナウイルスの感染拡大で旅行や出張が急減し、宿泊料は7.7%下がった。

CPIは物価変動を通じて経済動向を測る「経済の体温計」とされる。下落は原油安の影響などが響いた16年12月以来。今年4月は年初からの原油安を受けてガソリンが急落。同じく化石燃料の価格に左右される電気代は2.7%、都市ガス代は3.6%下がった。

旅行需要の減少で海外パック旅行費は11.7%も下がった。切り花も1.9%下落した。「冠婚葬祭やイベントの需要が減った」(総務省の担当者)とみられる。一方、需要が増えたマスクは5.4%上昇した。

4月から低所得世帯を対象とした高等教育の無償化が始まり、私立大の授業料も4.3%下がった。自動車損害賠償責任保険(自賠責)の保険料の引き下げも響いた。総務省の担当者は「物価下落のおよそ半分は原油安を含めたコロナの影響、残りの半分は教育無償化などの制度変更に起因する」と説明した。

「ガソリンなどのエネルギー関連は5月も値下がりしている可能性が高い」(同)という。物価下落はしばらく続くとの見方が広がっている。

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