NYダウ反落、101ドル安 米中の関係悪化を警戒

2020/5/22 5:08 (2020/5/22 5:42更新)
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【NQNニューヨーク=岩本貴子】21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落した。前日比101ドル78セント(0.4%)安の2万4474ドル12セントで終えた。経済活動の再開を期待した買いで午前中は上げる場面もあったが、前日までの5営業日で1300ドルあまり上昇しており、次第に利益確定売りが優勢になった。米中の関係悪化を警戒した売りも出た。

トランプ米大統領は20日夜、中国が米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領を支援するために「偽情報のキャンペーンを展開している」などと書き込んだ。米上院は20日、米国に上場する中国企業に経営の透明性を求め、最終的には上場維持を難しくする可能性のある法案を可決している。米中対立が激化し、世界経済の不透明感が強まると懸念された。

前日に大きく上昇した映画・娯楽のウォルト・ディズニーと半導体のインテルが利益確定売りに押された。スマートフォンのアップル、ソフトウエアのマイクロソフトも安い。

午前には前日終値を上回る場面もあった。全米50州で段階的に経済活動の制限が緩和され、投資家心理は強気に傾いている。ニューヨーク市が小売りなどの営業再開に向けて動いていると伝わったことも好感された。米フィラデルフィア連銀が21日発表した5月の製造業景況指数は前月から小幅に上昇した。「経済が改善しつつあることを映した」(JPモルガン)と受け止められた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。前日比90.89ポイント(1.0%)安の9284.88で終えた。連日で上場来高値を更新したネット通販のアマゾン・ドット・コムは7営業日ぶりに反落して終えた。

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