黒川検事長が辞表 政府高官、総長の監督責任言及

2020/5/21 20:21 (2020/5/22 4:51更新)
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自宅を出る東京高検の黒川弘務検事長(21日、東京都目黒区)

自宅を出る東京高検の黒川弘務検事長(21日、東京都目黒区)

東京高検の黒川弘務検事長(63)が新聞記者らと賭けマージャンをした疑いがあると報じられた問題で、森雅子法相は21日、黒川氏が辞表を提出したと明らかにした。首相官邸で安倍晋三首相に報告後、記者団に述べた。

政府は22日の閣議で辞職を承認する。政府高官は21日、稲田伸夫検事総長の監督責任について「調査結果次第だ」と言及した。

森氏は黒川氏を国家公務員法上の懲戒処分ではない訓告にしたことを明らかにし、黒川氏の辞職に「責任を痛感している」と述べた。関係者によると、後任に林真琴・名古屋高検検事長(62)が浮上している。

黒川氏は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言期間中の5月1日と13日、産経新聞社の記者2人や朝日新聞社の社員1人とマンションの一室で賭けマージャンをした。

黒川氏は21日、「報道内容は一部事実と異なる部分もあるが、私の行動は緊張感に欠け、軽率にすぎるものであり猛省している」とのコメントを出した。

黒川氏は2月に63歳の定年を迎える予定だった。首相は21日、政府が1月に定年の延長を閣議決定したことについて「最終的に当然責任がある。批判は真摯に受け止めたい」と述べた。「法務省から厳正なプロセスを経て請議がなされた」とも強調した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

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