アパグループ、新潟に1000室ホテル 22年完成予定

2020/5/21 19:44
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都市部でビジネスホテルを展開するアパグループ(東京・港)は21日、新潟市万代地区に建設予定のホテルとマンションの起工式を開催した。ホテルは全1001室で、マンションは212戸。ホテル・マンションの複合施設としては東日本で最大という。同日会見した元谷外志雄代表は「新潟のシンボル的な施設を目指す」と意欲をみせた。

新潟駅や「万代シテイ」まで徒歩5~10分の場所に立地する(完成予想図)

ホテルは2022年3月末、マンションは22年8月末完成予定。地上19階建てで、高さは約60メートル。新潟駅や大型の商業施設が複数集まる「万代シテイ」まで徒歩5~10分の場所に立地する。施工は熊谷組のほか、新潟県の建設会社である植木組と加賀田組(新潟市)の3社が共同で担当する。

ホテル内には大浴場や露天風呂、プールやジムなどを設け、スマホ決済に対応した「卓上型チェックイン機」を導入する。マンションのオーナーになった場合、これらの施設を割安で利用できる。

同社は石川県や富山県でも同規模のホテルとマンションの複合施設を展開しており、新潟県は全国で13カ所目になる。会見で元谷代表は「新潟にとってシンボル的な施設になる。日本の観光立国を見据え、訪日客やビジネス客はもちろん、県民からも利用される施設を目指す」と強調した。

新型コロナの感染拡大による外出自粛に伴い、足元の観光業への影響は大きい。元谷代表は「ホテルは1~2年の短期でなく、30~50年の長期的な見通しで運用するものだ。今後も計画通り全国の40~50カ所の事業を進めていく」と述べた。

アパホテル(東京・港)の元谷芙美子社長は「この土地はリゾート施設の妙高パインバレーをパナソニックから購入した14年前に取得した。新型コロナという暗い風評に打ち勝ち、2年後には事業が始められるようにしたい」と話した。

起工式には新潟市の中原八一市長も参加。「新型コロナの経済に対する影響は甚大で、特に宿泊業や観光業は深刻だ。今回の事業が新潟市の居住と交流の人口の増加につながり、大きな役割を果たすことを期待している」と話した。

アパグループは新潟市内でフランチャイズのホテルを含めて3カ所401室を展開している。県内のホテルとしては8カ所目で、合計室数は1993になる。

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