新東工業、新工場を建設 5Gや医療向け設備を生産

2020/5/21 19:30
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鋳造設備メーカーの新東工業は21日、次世代通信規格「5G」や医療用向け設備の生産などを手掛ける新工場を建設したと発表した。大治事業所(愛知県大治町)で、5G向けではスマートフォンや自動車向けのコンデンサー、医療向けでは無菌環境を作り出す装置などを生産する。同事業所での精密事業の売り上げを従来比約2倍の約100億円に引き上げる。

新東工業は大治事業所(愛知県大治町)で5Gや医療向け事業を拡大する

自動車向けの鉄部品の表面加工処理などを担ってきた大治事業所に新建屋を建設した。5G向けでは精密微細加工装置を生産するほか、コンデンサーの表面加工を生産受託する。医療用向けでは菌の分析やiPS細胞(人工多能性幹細胞)など再生医療研究に役立つ無菌環境をつくる「無菌アイソレータ」を製造する。投資額は非公表。

新東工業は2021年3月期までの3年度の中期経営計画で、新技術への挑戦などで営業利益率を8%に高めることを目標にする。20年3月期の営業利益率は4.6%。永井淳社長は「将来的に一番伸ばしていきたい事業を担う事業所に育てていく」と話す。

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