世界の感染者500万人超える ロシアとブラジルで急増

2020/5/21 15:34
保存
共有
印刷
その他

19日、モスクワで新型コロナ対応の医療施設に患者を運び込む救急隊員(タス通信=共同)

19日、モスクワで新型コロナ対応の医療施設に患者を運び込む救急隊員(タス通信=共同)

米ジョンズ・ホプキンス大学によると、新型コロナウイルスの世界の累計感染者数は21日に500万人を超え、1カ月で倍増した。国・地域別では最も多い米国が150万人を上回り、続くロシア(30万8千人超)、ブラジル(29万1千人超)が急増している。欧米などは行動制限の緩和など経済活動の再開に動くが、世界全体の感染拡大ペースは衰えていない。

感染者は2019年末に中国から世界保健機関(WHO)に初めて報告されてから50万人を超えるまで約3カ月かかった。その後は約1週間ごとに50万人以上増えている。感染拡大の中心だった欧米ではロックダウン(都市封鎖)など厳しい行動制限で感染拡大が緩やかになる一方、新興国で感染者の増加が目立つ。

米東部時間21日午前2時(日本時間同午後3時)時点で、世界の感染者数は500万人となった。ブラジルの感染者数は14日と比べて5割以上増加しており、これまで感染拡大の中心だった欧州各国を上回っている。

3月中旬には最初に感染が確認された中国が国・地域別で最も多かったが、現時点では12カ国が中国を上回った。欧米だけでなく、ブラジルやペルーといった南米のほかインドでも感染が拡大している。

欧米各国では3月にロックダウン(都市封鎖)をはじめとした厳しい行動制限を実施したことで、感染拡大ペースが鈍化してきた。制限を緩和し経済活動の再開に向けた動きも出ているが、再び感染者が増える「第2波」が起こる恐れもあり、各国政府は難しいかじ取りを迫られている。

世界の死者数は32万8千人超。米国の死者数が9万3千人を超えたほか、英国が3万5千人、イタリアが3万2千人を上回った。世界の死者数は10万人から20万人に達するまで16日、20万人から30万人に達するまで19日となり、死者の増加ペースはやや鈍化している。ただ、1日あたりの死者は3千~5千人台となお高水準で推移している。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]