陰性乗員さらに2人帰国 長崎停泊の伊客船
三菱重工業長崎造船所(長崎市香焼町)に停泊中のイタリア籍クルーズ船「コスタアトランチカ」の乗員に新型コロナウイルス感染が拡大した問題で、陰性の外国籍乗員2人が20日、下船し帰国の途に就いた。長崎県が明らかにした。下船者は計306人となった。
県は個人の特定につながるとして、2人の国籍を公表していない。治療を終え退院する2人を含む21人が、21日に帰国する見通しも明らかにした。
最初に感染者が確認された4月20日時点の乗員は623人で、これまでに計149人の陽性が判明した。船会社は陽性が確認された乗員の再検査を進め、月内の出港を目指している。〔共同〕
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