印ドクター・レディーズ、純利益8割増 20年1~3月

ヘルスケア
南西ア・オセアニア
アジアBiz
2020/5/20 20:14
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インド後発薬大手のドクター・レディーズ・ラボラトリーズが20日発表した2020年1~3月期連結決算は、純利益が76億ルピー(約108億円)と前年同期に比べ76%増えた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、北米で薬局が在庫を増やす動きがあり、欧米で販売が伸びた。法人税の軽減も利益を押し上げた。

ドクター・レディーズは欧米で後発薬の販売を伸ばした(英国の薬局)=ロイター

売上高は443億ルピーと10%増えた。後発薬の販売は主力の北米で21%、欧州は80%増えた。両地域とも新たな後発薬の投入が貢献した。一方、全体の2割弱を占める地元インドは5%増収にとどまった。3月下旬に始まった都市封鎖で、物流が停滞したのが響いた。

20年3月期通期では、売上高が1746億ルピーと13%増えたものの、純利益は194億ルピーと4%増にとどまった。19年10~12月期に競合品が登場した一部の後発薬を減損処理し、損失を計上した。

インドでは新型コロナ拡大を抑えるための都市封鎖で経済活動が停滞し、多くの業種で企業業績が悪化している。ただ生活必需品である医薬品は都市封鎖でも工場の操業が認められ、影響が比較的少なかった。このため、製薬株は都市封鎖後に株価が上昇傾向にあり、ドクター・レディーズも封鎖前より4割近く高い水準にある。

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